昨日、所属している日本内分泌学会より「原発性アルドステロン症診療ガイドライン 2021」が届きました。
今まで、「原発性アルドステロン症診療ガイドライン 2009」、「わが国の原発性アルドステロン症の診療に関するコンセンサス・ステートメント」と、原発性アルドステロン症診療ガイドラインが発表されていましたが、新たに蓄積されたエビデンスや診療における治療薬・検査など状況の変化を踏まえて改定されています。
まだ細かいところまですべて把握できていませんが、ざっと目を通してみると以前から内分泌学会からも周知文が出ていた、アルドステロン測定原理の変更によるスクリーニング・診断基準の変更が大きな変化としてあるようです。
また、手術による治療と内服治療の比較のエビデンスが出てきたことによる、治療方法の推奨度の変化もみられます。
しっかり目を通して日常診療に反映させたいと思います。