管理栄養士による 栄養だより の第23号です。

　今回のテーマは「 糖尿病の方向け　摂取に気をつけてほしい食品 」です。

　糖尿病の患者さんを診察していると、ときどき急に糖尿病のコントロールが悪化する方がいらっしゃいます。

　悪化の原因は様々ですが、よくよく話を聞くと「健康に良いと思って」、「自然由来のものだから」と、特定の食品を過剰に摂取してしまい糖尿病の悪化につながっている場合があります。
　自分（院長）が糖尿病の診療を始めてから記憶にあるのは、蜂蜜・黒砂糖・ココア・氷砂糖・果物などです。

　確かにそれぞれ栄養面ですぐれているところもあり、健康に良いというのは一部事実でもあるのですが、糖尿病を初め、様々な疾患がある人は、食べる量や方法に注意しないと病状を悪化させることがあり、医師に相談のうえで十分注意して摂取する必要があります。

　もちろん摂取するのをすべて否定するわけではありませんので、今回はそういった食品の一部を抜粋して、摂取するときの注意点を解説しています。

　院内掲示板に掲示しておりますので来院された方は是非ご覧ください。また、ご希望の方には来院時にお渡しもできます。お気軽にお声がけください。

　栄養士の対面による栄養相談では、個々の患者さんに沿った食事療法の一環として、レシピの提案なども行っております。ぜひご相談ください。