管理栄養士による 栄養だより の第17号です。

　今回のテーマは「貧血の予防（鉄欠乏性貧血の場合）」です。

　一口に「貧血」といっても様々な原因がありますが、比較的多いのが体内の鉄分が不足することによって起こる「鉄欠乏性貧血」です。
　体外に失われる鉄分より食事などで摂取する鉄分の量が少ないと鉄欠乏性貧血を起こすことがあります。

　何らかの病気による出血が原因で鉄分が失われていく場合は、その診断と治療が優先です。
　ただ、体の代謝や特に女性の月経（生理）による鉄分の喪失は避けられない事が多く、そういった場合は食事などで鉄分を取ることが鉄欠乏性貧血を予防の手助けになることがあります。

　今回の 栄養だより では食事で効率よく鉄分を摂取するためのポイントなどを解説しています。

　院内掲示板に掲示しておりますので来院された方は是非ご覧ください。また、ご希望の方には来院時にお渡しもできます。お気軽にお声がけください。
栄養士の対面による栄養相談では、個々の患者さんに沿った食事療法の一環として、レシピの提案なども行っております。ぜひご相談ください。